オスグッド、シンスプリントなどスポーツ障害の治療が得意な
てらお接骨院　院長；寺尾です。
今回は、一般的な治療ではなかなか改善しないことが多いオスグッドについての症例です！

中学２年生　女子　陸上長距離
約半年前からオスグッドに悩まされている。
部活を休めば良くなるが、復帰するとまたすぐに痛くなる。
他院では太もも前側の筋肉のストレッチを指導されている。
※オスグッドで太もも前面のストレッチをすることは
　悪化させる可能性がありますので絶対にやめてください！

オスグッドの状態を確認すると

オスグッドの箇所は押しても痛みがあり、屈伸で曲げきることが出来ない。
剥離はしていない状態。

全身の状態を確認すると

足首や股関節の動きも悪く、猫背気味になっている。

キネシオロジー検査で詳しく検査すると

内臓疲労（肝臓）→フェリチン低下（隠れ貧血）で反応。
これらを調整すると
足首や股関節の動きが改善し、猫背も改善しました。
オスグッドの箇所を押すと10→6に改善。
屈伸では10→3まで改善。

まだ上手く使えていない感じなので、使い方の指導をした後に再度屈伸すると
6→2まで改善。
※このように直接的な治療をしなくてもオスグッドは改善できます。

仕上げにオスグッドの箇所をマイオパルスで調整すると

押しての痛みが6→2になりました。
屈伸の痛みが2→0になりました。

オスグッドの治療は局所だけではダメ！

オスグッドに限らず、スポーツ障害の治療は、間違った体の使い方の改善が絶対に必要です。
そして、間違った体の使い方になってしまう原因を改善する必要があります。

今回の子は、オスグッドとフェリチンの低下（隠れ貧血）も同時に解決したことで、
練習にしっかり取り組めるようになり、大会で自己ベストを出すことができました(^^♪
なかなか改善しないオスグッドでお困りの場合は、てらお接骨院にご相談ください！