大会シーズンに突入し、シンスプリント、オスグッド、捻挫など
様々なスポーツ障害で来院されている患者さんが増えている
てらお接骨院　院長：寺尾です。
今回は、せっかく一生懸命練習しているのに競技能力が伸びない原因に
隠れ貧血が関わっていた症例についてです。

中学２年生　女子　陸上部
練習をいくらしても、記録が伸びなくて悩んでいる。
生理不順・生理痛（薬服用）があり、
生理中は特にイライラすることが多い。

キネシオロジー検査をすると

肝臓の機能低下で反応。

さらに詳しく調べると

チョコレート→フェリチン低下で反応。

※フェリチンとは肝臓に貯蔵されている鉄のことで、鉄の貯金だと思ってください。
※このフェリチンは血液検査の際に、お願いしないと測ってもらえないことが多いです。

チョコレートについて聞くと、ほぼ毎日、結構な量を食べるとのことでした。
このブログにも良く出てきますが、チョコレートが生理痛・頭痛・貧血の原因になっていることは良くあります。
３粒で1000円位の本物を、あくまでも嗜好品の範囲内にすることをお勧めします！

病院でフェリチンを検査してもらうと

やはり、フェリチンが低くなっていました。
ヘモグロビンの数値は正常でも、フェリチンが低くなっている状態は、隠れ貧血と言われる状態です。

この状態ですと、鉄剤では十分には回復しないことが多いので、
当院お勧めのサプリメントと食事内容の見直しをお願い致しました。

３か月後には

フェリチンの数値も改善し、症状も改善し、しっかり競技に取り組めるようになりました(^^♪
お母さんが妊娠中に貧血だったり、第２子以降の場合は、
フェリチンが低い隠れ貧血の状態の可能性がありますので、病院での検査をお勧め致します！

また、不妊で悩まれている方も検査しておくべき項目ですので、覚えておいてください！
フェリチンの数値が低くてお困りの方がおられましたら当院にご相談ください(#^^#)