交通事故（むちうち）、スポーツ障害、不妊、マタニティ、産後ケア、アトピー、キッズ整体、自律神経、
原因不明な様々な症状の治療が得意な東広島市西条町寺家のてらお接骨院　院長：寺尾です。

一般的にフードアレルギーというと、
卵、大豆、牛乳、そば、えび・かになどを食べた時に出る
じんましん、身体のかゆみ、呼吸困難などの症状が出ることを言うことが多いです。
このようにすぐに症状の出るアレルギーは、即時型アレルギー（１型アレルギー）と言われ、
IgE抗体という免疫反応が関係しています。
原因となる食物を食べてから症状の出るまでの時間が短いので
原因がわかりやすいアレルギーです。

それに対して、食物を摂取後、数時間から数週間後に症状が出現する食物アレルギーがあります。
頭痛、めまい、うつ、などの精神神経症状、肩こり、慢性疲労など
一見関係のないような多彩な症状を起こします。
このようなアレルギー反応は、遅延型アレルギー（３型アレルギー）と言われ、
症状出現までの時間が長く、半日くらいから数日経ってから症状が現れることがあります。

皮膚のかゆみや呼吸困難といった分かりやすい症状だけではなく、
食べ物が原因とは思えないような症状を引き起こすこともあるので、
このような病態があることを知っていないと診断をすることが困難です。
※病院で行っているフードアレルギー検査は精度が低いので参考程度です。

【遅延型フードアレルギーの原因となる食品例】

乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)、卵、豆類、ナッツ類、アルコール類
チョコ、コーヒー、米、小麦、酵母（イースト、パンなど）など。
※これら以外にも原因になる可能性がある食品はたくさんあります。

分かりやすい即時型のアレルギーとは違い、原因となる食べ物を見つけにくいことや、
思いもしなかった食品や好物の食品で遅延型フードアレルギーになっているケースも多く、
自分が「遅延型フードアレルギー」であるということに気付かず
アレルギー反応が出る食品を食べ続けている可能性も多くあります。

次回、遅延型フードアレルギーに関連する症状とチェックリストをお伝えします。

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