産後ケアに来院される方も多い
てらお接骨院　院長：寺尾です。
今回は、産後の腱鞘炎についての症例です。

２０代　女性
産後より腱鞘炎に悩まされる。

腱鞘炎の状態を確認すると

右手は親指付近の炎症が強く、手首を動かすだけでも痛い。
左手は、中指が朝起きた時に曲がっていて、まっすぐ伸びない。

全身の状態を確認すると

内臓疲労（肝臓）
背中が硬くしならない
肩が内巻きで両腕が硬い

キネシオロジー検査で原因の絞り込みをすると

肝臓→糖質過剰、油、チョコレートで反応
チョコレートを食べるか確認すると
「チョコレートケーキとチョコパイ食べました」とのことと、
産院で勧められて「毎日ケーキ食べています！」とのことでした。
どうやら産院で間違っている知識を教えられていたようですね(+_+)

糖質過剰だと筋肉は硬くなりますし、
油過剰だと血行不良や炎症が起こりやすくなります。
さらに、肝臓が疲れるとホルモンバランスが崩れる原因にもなります。

食事内容を見直して頂くことで、一気に状態の改善が見られました。
抱き方にも問題があり、かなり腕の力に頼った抱き方だったので、
正しい抱き方をお教えしました。

産後のトラブルは骨盤調整だけで治るものではありません。

特に一般的に行われている産後の骨盤矯正は
逆効果になっている場合もありますので、ご注意ください！