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原因不明な様々な症状の治療が得意な東広島市西条町寺家のてらお接骨院 院長:寺尾です。
今回は前回に引き続き日焼け止めの選び方をお伝えしていきます。
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
日焼け止めには、紫外線から肌を守る「紫外線防止剤」が含まれています。
紫外線防止剤には次の2種類があるので、
それぞれの特徴をよく理解して選びましょう。
「紫外線吸収剤」:紫外線を吸収して皮膚に届くのを防ぐ有機系素材
・メトキシケイヒ酸エチルヘキシルやt-ブチルメトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン-3など
・紫外線を防ぐ効果が高い
・塗ったときに白くなりにくい
・使用感がサラッとしていて、伸びがよい
・肌がデリケートな方は注意
「紫外線散乱剤」:紫外線を反射、散乱して皮膚に届くのを防ぐ無機系素材
・おもに酸化亜鉛や酸化チタンなど
・白浮きしやすい
・肌への刺激は少なく、敏感肌の人や小さなお子さんでも肌荒れを起こしにくい
・「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤フリー」などと記載されている
・最近では、白くなりにくい原料を使ったものや、
ブルーライトや近赤外線もカットできる原料を使ったものなども開発されている
【機能やテクスチャーで選ぶ】
日焼け止めには、次のようなタイプの製品があります。
それぞれテクスチャーや使用感が異なるので、好みの使い心地で選びましょう。
■ミルクタイプ
・伸びがよく、塗り伸ばしやすい
・化粧下地に使える製品もある
■クリームタイプ
・油分が含まれていて、保湿力が高い
・しっかり塗り広げられる反面で、オフするときに手間がかかる
■ジェルタイプ
・使用感が軽く、さらっとした使い心地が特徴
・透明な製品が多く、白浮きが気になる方におすすめ
■スプレータイプ
・シュッと一噴きで、手が届かない部位にも広範囲に塗れる
・まわりに飛び散りやすく、ムラができやすい
■スティックタイプ
・ピンポイントで肌に直接塗り広げられる
・簡単に塗り直しができる
【一日の終わりにていねいに落とす】
日焼け止めはメイク同様、一日の終わりにしっかり落としましょう。
汗や水に強いウォータープルーフタイプはオフしにくいので、
ていねいなクレンジングを心掛けましょう。
【目からの紫外線も注意!】
目から紫外線が入ることも日焼けの一因になります。
また、紫外線は角膜にもダメージを与え、痛みや充血などの原因になります。
顔や体、髪だけでなく、日差しが特に強い現代は、
目もサングラスでしっかりガードをして、目薬でケアしてくださいね。
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寺尾 隆志(てらお たかし)
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